今日から、60歳になりました。
数字だけを見ると
節目の年齢だと感じる方も
多いかもしれません。
私自身も、
50代と60代の間に
小さな区切りのようなものを
感じていました。
けれど実際には、
「やっと、ここまで来た」
そんな感覚の方が近いのです。
役割を生きていた若い頃
20代で結婚し、
子育て、離婚、起業。
振り返れば、
立ち止まる余裕もなく
日々を必死に過ごしていました。
若い頃の私は、
自分の人生を生きるというより
与えられた役割を
懸命にこなしていたように思います。
母として、
妻として、
嫁として、
仕事をする人として。
その経験があったからこそ
今の私があります。
体と心が教えてくれたこと
40代に入り、
体と心が
少しずつ正直になってきました。
無理がきかなくなり、
立ち止まることが増えた時期。
当時は不安でしたが、
今振り返ると
人生の向きを
調整するための合図だったのだと
感じています。
50代は「整える時間」
50代は、
体、暮らし、人との距離、
働き方を整える時間でした。
削ぎ落とし、
本当に大切なものを
丁寧に扱う。
その積み重ねが
穏やかな日々につながっています。
そして、60歳からの人生
何かが劇的に変わるわけではありません。
けれど、
これからの時間を
より大切にしたい。
60歳は
終わりでも、
やり直しでもなく
「選び直せる年齢」。
今は、
田舎の古い一軒家で
自宅サロンを続けながら
家族と暮らしています。
誰かと比べず、
自分の呼吸に合ったペースで。
60歳からの人生は、
小さくなるのではなく
「自分の大きさ」に戻る時間。
この年齢を、
私は悪くないと思っています。



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