いけばな嵯峨御流

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私は京都で生まれ育ちました。

お稽古ごとは、いけばなは嵯峨御流。茶道は裏千家。

高校の部活で教えてくださった、おはら先生がこの流派だったから。

結婚で京都を離れるまで先生のもとへ通いました。先生や流派との出会いもご縁としかいえませんね。

和事のならいごとは、すぐに身につくものではないけれど、何年も何十年も経って、やっと

「あれ…習っといて良かった」ってひっそりと気づくもののような気がします。

高齢の先生は、若かった私に「私のようになるんえ」と何度も仰ってくださいました。

まさか、ほんとに仕事にするとは思ってなかったですよ。先生。そして、夏が終わったら高校の華道クラブへ講師としていくことになりました。先生と私が出会ったように。

先生、ほんまに、先生の言うとおりになりました。

精進します。先生、見守っていてね。

自宅でのお稽古も細々と。庭の紫陽花を活けました。

※嵯峨御流(さがごりゅう)は、嵯峨天皇を開祖とする華道の一派。第52代嵯峨天皇が弘仁の時世に、嵯峨離宮(現大覚寺)に宮殿を構え、離宮内にある大沢の池の菊ガ島に自生していた嵯峨菊を手折り、殿上の花瓶に挿されたことが発祥と伝わる。伝承によると、その時嵯峨天皇は「後世、花を生くるものは宜しく之を以て範とすべし」と言われ、華道の普及を進めたという。

コメント

  1. 浜田せっちゃん より:

    美穂さん💓素敵すぎます!

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