自宅サロンなんてできるわけない

エステ

私の自宅サロンは、岡山市郊外の車がないと不便な場所にあります。

長年、花屋とエステサロンを経営してきましたが、
まさか自分が、自宅サロンに携わるとは思ってもみませんでした。

なぜかというと、それまでのサロンは、
「交通の便利な場所」「非日常を味わっていただく豪華な内装のお店」
「スタッフを指導し回転率を上げる」という考えで経営してきたからです。

岡山、兵庫、祇園と多店舗を経営するために
準備金、運転資金、スタッフの人件費、機械、、、それらを支払ってさらに利益をあげなければいけません。
そんな経営を長年してきた私が、どうして田舎の古い一軒家で自宅サロンをオープンすることになったのか。

縁があって、今の住まいに引っ越したのを機に、サロン経営から退きました。
それまでの身も心も忙しい日々から、田舎でゆったりとした毎日を過ごすことにしました。

50歳の時です。

それまでのあわただしい日々がうそのような穏やかな時間でした。
サロンはなくなったけれど、エステティシャンのインストラクターは続けていました。

ある友人がお肌のことで悩みがある、とエステをしてほしいと言われました。

私の自宅は古い一軒家で狭いし、エステベッドを置くスペースもありません。
しかも、きちんとした場所でないとできない、と思い込んでいました。
その友人は「この部屋を片付けて!」「大丈夫、目をつむるから見えないし」と
もう一人の友人と一緒に来てくれたのです。
タンスや家具のある部屋で、機械もないし、非日常どころか、おうち感いっぱい。

それでも、とても喜んでくれて、お肌もとてもきれいになられました。
そこから、ご紹介だけで、どんどんお客様が増えていきました。

家を片付け、夫も協力してくれて、5年間で半年先までご予約をいただいています。

最初に応援してくれた友人がいなければ。。。まさか、が現実になりました。

長年エステの現場に立ち、これまでに1万人以上の方に施術を行ってきた経験が、
こんな形で新しい道につながるなんて。
支えてくださる皆様と丁寧に向き合いたくて、今日も感謝の気持ちで始めます。

ここが、誰かの日常にそっと寄り添える場所でありますように──

そんな願いを込めて、今日もお迎えしています。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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